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国際ロータリー 第2620地区
2025-26年度 ガバナー
稲葉 雅之(伊東西RC)

 
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オーランドの風

「国際協議会で毎年発表される、行動計画に基づく一連の会長メッセージを承認しました。これらのメッセージは、毎年の会長テーマに代わるものとなります。」これがRI理事会から発表されたのは昨年のこと。『会長テーマに代わり、【4つの優先事項(ビジョン声明)】を普遍的なテーマとして指針に据える』ということだと理解しています。

メッセージはテーマほど重くはないものの、マリオ会長の思いと戦略が込められている大切な概念。多年度による継続性重視の風と共に、笑顔で次年度へ飛び立ちたいものです。

 
2月9日から13日まで米国フロリダ州オーランドで開かれた国際協議会へ参加してまいりました。皆様とともにマリオ・セザール・マルティンス・デ・カマルゴRI会長エレクトのメッセージ “UNITE FOR GOOD”(よいことのために手を取りあおう)のもと、次年度の地区運営に向けて邁進してまいります。2月10日に発表されたメッセージの解説は次の通りです。会長エレクトの皆さんにおかれましては、メッセージをクラブ運営に生かしていただきたいと思います。ご協力を賜りますよう、お願いいたします。


はじめに

2025-26年度のロータリーインターナショナル次年度会長であるマリオ氏は、2025年2月10日、フロリダ州オーランドで開催されたロータリークラブの国際協議会において、次年度に各地区でガバナーを務める予定のガバナーエレクトに向けたスピーチを行いました。

本スピーチでは、ロータリーの最も重要な資産であり、最大の課題でもある「会員増強」に焦点を当て、組織の未来を支えるためのビジョンを示しました。

彼のメッセージの中心となるのは、「革新」「継続性」「パートナーシップ」という三つの柱を基盤にした会員増強の道筋です。

1. 会員増強の重要性
  
マリオ次年度会長は、ロータリーの持続可能性におい最も重要なのは会員であると強調しました。彼自身がロータリーに参加した当初、外部のパートナー団体からロータリーの献身的な活動を称賛された経験を通じて、ロータリーが持つ最大の強みは「人材」であると確信したと言います。

また、彼はロータリーが変化し続ける社会に適応し、さまざまな年齢層やバックグラウンドを持つ人々を積極的に迎え入れる必要があると述べました。例えば、若者を歓迎することはもちろん、高齢者層が新たな目的やつながりを求めてロータリーに参加することも重要であると指摘しました。

彼の地元クラブであるサントス・デ・ブラジルの成功事例として、150名以上の会員を有する強固な組織基盤を紹介し、さらに妻のデニス氏が主導したサテライトクラブの設立によって、50名以上の女性会員が新たにロータリーの活動に参加することができたことを挙げました。

これらは、多様な会員を迎え入れる柔軟性がロータリーに必要であることを示しています。

2. 継続性の重要性

次に、会員増強とロータリーの成長を支えるためには、単年度ごとのリーダーシップではなく、継続的なビジョンが不可欠であると指摘しました。

各地区のガバナーが一貫した方向性を持ち、前任者の施策を尊重しながら推進することで、持続的な発展が可能になります。

彼は、過去18カ月間で世界中を6周するほどの旅をし、さまざまなロータリークラブの取り組みを目の当たりにしました。その中で特に印象的だった事例として、以下のプロジェクトを紹介しました。

・ ナイジェリアのロータリー地区:井戸の建設や学校用の
  机の寄贈を通じた教育環境の向上
・ パキスタンのロータリークラブ:自然災害の影響を受けた地域における医療支援
・ インドのロータリー活動:小児心疾患の治療プログラム
・ インドネシアのロータリークラブ:700以上の家族の経済的自立を支援する
  農業プログラム

これらの取り組みが実現できたのは、ロータリーの長期的なビジョンと継続的なリーダーシップがあったからこそであると述べ、単年度ごとに方向性が変わるのではなく、将来を見据えた計画のもとでリーダーが協力し合うことの重要性を説きました。

3. パートナーシップの力

ロータリーが単独で成し遂げられることには限界があるため、外部の組織と連携することでより大きな影響を与えられるとマリオ次年度会長は述べました。

例えば、ロータリーが「ポリオ根絶」に向けて40年間で230億ドルもの資金を投じ、成功を収めたのは、ビル&メリンダ・ゲイツ財団やユニセフとの協力があったからです。この経験を活かし、ビジネス団体、専門職団体、学術機関などとのパートナーシップを強化することで、ロータリーの会員基盤を拡大し、多様な人材を引き込むことができると強調しました。

また、「会員増強」において、「量か質か」という二者択一の議論にとらわれるのではなく、奉仕とエンゲージメントの価値を共有する専門家たちとつながることが重要であると述べました。適切なパートナーと連携することで、ロータリーはより多くの優れた人材を確保し、さらなる成長を遂げることができると訴えました。

4. 次世代へつなぐロータリー

最後に、マリオ次年度会長は、ロータリーの未来を見据え、会員基盤を継続的に強化することが不可欠であると述べました。

・ 会員数の維持は幻想であり、成長し続けなければ衰退する
・ 次世代へと受け継ぐリーダーシップが必要
・ ロータリーのメッセージを常に新しい会員に伝えていくことが大切

彼はメッセージとして、「よいことのために手を取り合おう」と強調しました。

ロータリーのプロジェクトは、国籍、人種、宗教、ジェンダー、経済的背景に関係なく、人々を一つの目的のもとに結びつけます。この精神を守りながら、未来の世代にも引き
継いでいくことがロータリアンの使命であると述べました。

まとめ

マリオ次年度会長のスピーチは、「会員増強」「継続性」「パートナーシップ」という三つの柱を中心に、ロータリーの未来に向けた道筋を示すものでした。彼のメッセージは、ガバナーエレクト一人ひとりがリーダーシップを発揮し、ロータリーを次の時代へと導くための行動指針となるものです。

最後に彼は、ガバナーエレクトたちに向けて、「ロータリーの活動は、友情を育み、楽しむことも大切である」と述べました。そして、「ロータリーはよいことのために団結する組織であり、この精神を、誇りを持って受け継いでほしい」と呼びかけました。

マリオ次年度会長のスピーチは、ロータリーの持つ可能性と未来への希望に満ちた力強いメッセージでした。ガバナーエレクトたちは、このビジョンを共有し、自らの地区で実現していくことが求められます。

LET’S UNITE FOR GOOD!


手に手つないで

さて、良いことのために私たちロータリアンが他機関等と手を取り合うことは、RI会長エレクトメッセージのとおり、奉仕活動の充実や参加基盤の拡大において重要であることが理解できます。更に私は、その実現のために『ロータリアン同士が手を取り合う』ことを今一度大切にすべきだと提案します。

他方、ロータリーソング『手に手つないで』が東京ロータリークラブの矢野一郎会員によって作詞作曲されたのは、1952年(昭和27年)のこと。戦後の焼け野原から復興を試み始めた景色に、何が見え、何を思って作られたのでしょうか。「米山奨学金事業」がスタートしたのもこの頃です。

人は心から平和を願うとき、手を取り合い、友の輪を作ることからはじめるのだと、70数年の時を経ても色褪せないメッセージの継承から学べますね。

小さな輪を大切に、大きな輪に育てましょう。

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